NPO法人日本ゆる協会

仙台市宮城野区中央市民センターは平成24年8月に開館した施設です。

今年度は、当市民センターと震災の被災者支援を行っている仙台市社会福祉協議会「支えあいセンターみやぎの」との共催で、みなし仮設（民間借上げ賃貸住宅）にお住まいの方と、地域住民の方の交流を目的とした事業を行っております。

その一コマとして、双方に関心の高い健康体操的なものを実施したいと考え、講師派遣依頼をいたしました。

当センターは開館間もなく、地域住民にはまだまだ認識が薄く、日頃参加者募集には苦心しております。しかし、今回は募集開始から応募者が相次ぎました。やはり健康や軽運動には関心が高い方が多いと痛感いたしました。

さて、講座当日ですが、ほぼ全員が「ゆる体操」初体験で、年代も６０代以上が中心の高齢者です。講座開始前は、いただいた手ぬぐいのイラストを見入りつつ「どんなことするんだろ？」といったお顔をされていました。

それが、先生方のはつらつとした自己紹介をお聞きし、「気持ちいい～」「ぶらぶら～」と声を出しながら体を動かしていくにつれて、みなさん徐々に自然な笑顔になっていきました。

先生方からも、「ゆれ方が上手になってきましたよ～」とのお言葉をいただき、ほんとうに楽しそうにやっていました。

そして、先生方からの継続してやることが大事、とのお話をお伝えすると、続けてやってみたいという方が２０数名おられ、今後は市民センターのサークルとして活動していくことになりました。

このように1回の受講でサークル化に至ることは稀です。これも先生方のご指導のおかげだと思っております。

せっかく一緒に「ゆる体操」に出会った参加者の方々と先生方ですので、楽しく続けられるように支援していきたいと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。